西陣南帝とは? わかりやすく解説

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西陣南帝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 02:54 UTC 版)

西陣南帝(にしじん の なんてい、享徳3年(1454年)? - 没年不詳)は、後南朝の人物。


注釈

  1. ^ 原文は「口遊南主蜂起、兄弟一所ハ吉野奥、一所ハ熊野、十方被廻宣云々、年号ハ明応元年云々、希有事也」。
  2. ^ 菅政友は『南山皇胤譜』[7]で『大乗院寺社雑事記』の文明9年10月30日の条として「京都一宮ハ鞍馬邊ニ近日引退哉由」とあり、この「一宮」を「南主ノ御事ヲ申シヽニヤ覚束ナシ」としているものの、辻善之助編『大乗院寺社雑事記』(三教書院)ではこの下りは「京都一色ハ鞍馬邊ニ近日引退歟之由」とされている。
  3. ^ 壬生晴富の日記『晴富宿禰記』の文明11年7月11日の条として「南方宮、今時越後越中次第国人等奉送之、著越前国北庄給之由」とあり、この「南方宮」が西陣南帝のことであると考えられている[8]

出典

  1. ^ a b 森 1997, p. 236.
  2. ^ a b 森 1997, p. 237.
  3. ^ 森 1997, p. 234-235.
  4. ^ 森 1997, p. 234.
  5. ^ 森 1997, p. 235.
  6. ^ 森 1997, p. 238.
  7. ^ 菅政友『菅政友全集』国書刊行会、1907年11月。 
  8. ^ a b 後南朝史編纂会 1981, p. 20.
  9. ^ 菅政友は「南主ノ御上ナランカノ疑ヒナキコトアタハズ」としている


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