複数形の語尾は -t ではなく -en で統一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/08 07:10 UTC 版)
「オランダ低ザクセン語」の記事における「複数形の語尾は -t ではなく -en で統一」の解説
これは西ヴェリューエ語とウアク語に見られ、-t を動詞の語尾に使うのは低ザクセン語に共通しているのに対し、明らかにオランダ語に倣っている。この両方言では「我々は働く」の意味で wiej warkt ではなく wiej warken と言う。この特徴はステリンウェルフ語とフローニン語にも見られるが、こちらはホランド語ではなくフリジア語に起源を持つと考えられる(ステリンウェルフの人々は何世紀もの間フリース人であり、フローニンゲンは中世にはフリジア語を話す地域だった)。現代フリジア語ではこの場合に -e を用い、-en は -t と -e の中間形式である可能性がある。この複数形語尾は、ウィンタースウェイクのアフターフーク語では -t ではなく -et の形を取る。
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