複合めっき
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 08:00 UTC 版)
マトリックス金属としてニッケルを利用し、種々の不溶性の微粒子を共析させることにより、様々な機能を付加させることができる。代表的な機能を以下に示す。 耐摩耗性皮膜 -炭化ケイ素 (SiC)、酸化アルミニウム (Al2O3)、B4C、ダイヤモンドなどを共析させる。 潤滑性皮膜 -テフロン (PTFE)、フッ化黒鉛などを共析させる。 耐摩耗性・潤滑性混合皮膜 -SiC + BN、Si3N4 + BN、Si3N4 + CaF2などを共析させる。 耐食性皮膜 -Cr、Mo、W、Tiなど金属微粉末を共析させる。 複合めっきで利用される微粒子の粒径は0.2–0.25μm程度で、応用されるものにより選択する。 複合めっきの微粒子の条件を以下に示す。 めっき液に溶解しない 非触媒性 非触媒毒性 好分散性
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複合めっき
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 01:50 UTC 版)
「無電解ニッケルめっき」の記事における「複合めっき」の解説
めっき浴中に微粒子を混入させ、金属と同時に共析させることにより、皮膜に新たな機能を付与させるめっきである。電解・無電解めっきのどちらでも複合めっきは可能である。
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