裁判官退官後
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1991年の退官後は弁護士として活動する。また、民事法情報センターの理事長を務めていたが、国会などで問題点が複数指摘され、最終的に民事法情報センターの解散に至る事態となった。 2010年4月13日、民主党による「事業仕分け」の事前調査にて、民事法情報センターが理事会での議論を行わずに無利子・無担保・無期限で1500万円を香川に貸し付けていたことが発覚した。この問題が明るみに出たことから、同年4月15日に香川は全額を返金した。また、民事法情報センターは2009年3月に理事長に対する報酬を改定しており、月額50万円から月額100万円に増額していたことも指摘された。さらに、民事法情報センターの敷地内に、香川の弁護士事務所が設置されている点も明らかにされた。2010年4月16日の衆議院法務委員会の審議ではこれらの点が問題視され、千葉景子法相は民事法情報センターの存廃について検討すると答弁した。2014年6月13日死去。叙正三位。
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