被転写体による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/20 02:37 UTC 版)
「ホットスタンピング」の記事における「被転写体による分類」の解説
ホットスタンプ箔は一般に、幅広い用途を対象にしているのではなく、特定の種類の被転写体に適するような設計になっている場合が多い。 ホットスタンプ可能な素材としては、一般紙(アート紙、コート紙、粗面紙、PPラミネート、インク面など)、プラスチック用(一般に熱可塑性ポリマー成型品(汎用プラスチック)用が多く、基本設計はPS(ポリスタイレン)、ABS(アクリル・ブタジエン・スチロール)、PVC(ポリ塩化ビニール)などへのスタンプに適したタイプが多い。しかし、このタイプはポリオレフィン系(PP、PEなど)にはスタンプ出来ない場合が多く、別にPP用、オレフィン用などのタイプがある。他にもポリカーボネイト(PC)、PC/ABSアロイ、アイオノマー、PBTやポリアミド(ナイロン系)樹脂などへのスタンプを求められる場合がある。 また、繊維製品、合成皮革、熱硬化性ポリマーやセラミック、ガラスへ加工出来るホットスタンプ箔も作られている。
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