被差別部落への関心
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/13 00:41 UTC 版)
彼が被差別部落に興味を持ったのは神戸市の社会教育課で青年団を担当していた時の事である。当時彼は番町青年団によく出入していたが、その時、彼の身辺で駐在巡査による差別事件があって強いショックをうけたという。また、番町青年団員から番町の歴史を書いてくれと言われて『神戸市長田区番町部落史稿』(タイプ版、昭和30年)を出した。その後、神戸市教育委員会からも頼まれて書いた事があり、一般部落史に関する部分は部落問題研究所の『やさしい部落の歴史』などを引き写した。それがいつ頃からか、同研究所の出す「部落史」を批判的に見る様になったのではと自己分析している。
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