表面プラズモン共鳴顕微鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:25 UTC 版)
「プラズモン顕微鏡」の記事における「表面プラズモン共鳴顕微鏡」の解説
金属と誘電体の界面を伝播する電子密度波である表面プラズモンによって画像を得る表面プラズモン顕微鏡では試料表面の屈折率分布、形状、膜厚などを可視化する。走査型近接場光顕微鏡と同様に試料にレーザー光を照射して近接場光と試料境界界面の波数が一致すればプラズモン共鳴が生じて反射光のエネルギーは著しく減衰して反射率の角度分布に窪みができる。共鳴角は誘電率の屈折率に依存するのでその角度から誘電率の分布を可視化できる。
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