血液凝固第VIII因子

生物学用語辞典

血液凝固第VIII因子

同義/類義語：抗血友病因子
英訳・(英)同義/類義語：blood coagulation factor VIII

血液凝固因子の一つで。トロンビンによって活性化され、第iX因子の活性化を行う。この因子を指令する遺伝子はX染色体に存在し、X連鎖性の伴性劣性血友病Aの原因遺伝子である

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血液用語辞典

血液凝固第VIII因子 ( coagulation factor VIII )

血液の凝固作用に関わる重要な因子の１つ。とくに血友病Aの患者さんでは、この因子が欠乏しているところから抗血友病因子とも呼ばれています。血液凝固に関わる他の因子の多くがタンパク質を分解する酵素であるのに対し、この因子は止血機構の最終段階で、フィブリン分子とフィブリン分子を結びつけ、凝固反応を促進する補助因子として働くのが特徴です。