血栓性塞栓症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 23:19 UTC 版)
血栓の一部もしくは全部が剥離して遠隔部に運ばれ、その部位に塞栓を起こす。塞栓症の中で最も多い。一般には塞栓症と呼ばれる。静脈・右心房・右心室に生じた血栓は肺血栓塞栓症の原因となる。左心房・左心室・動脈に生じた血栓は末梢動脈を塞栓し、次に述べるアテローム塞栓症に類似した症状を引き起こす。心房細動によるもの、下肢のエコノミークラス症候群、抗リン脂質抗体症候群などが原因となる。
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