薔薇夫人(マダム・ローズ)
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「千の花 (漫画)」の記事における「薔薇夫人(マダム・ローズ)」の解説
『デラックスボニータ』(秋田書店)1983年5号に掲載。青春時代への追憶を描いた作品。 イヴァン、ギイ、ソランジュは仲の良い友人たちであった。ソランジュは子供を沢山つくることが夢で、イヴァンとギイはライバル同士でもあった。しかし、イヴァンは落馬の後遺症で、右足が麻痺し、子供を作ることができない体になってしまった。ソランジュは18歳でイヴァンの元に嫁いだが、それは彼女の父親の事業を支援するためだと噂された。それから5年後、アメリカに渡っていたギイはフランスに帰国すると、伯爵夫人となったソランジュに再会する。彼女は「薔薇夫人」と呼ばれ浮き名を流しており、イヴァンは薔薇園で薔薇の栽培に熱中しているといった仮面夫婦状態になっていた。ミシェルというバレリーナのことで彼のパトロンのローランド男爵夫人の怒りをかったソランジュは、犬をけしかけられ、命を狙われる。
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