薄膜磁気センサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 23:20 UTC 版)
「磁気インピーダンス素子」の記事における「薄膜磁気センサ」の解説
薄膜磁気センサは磁気インピーダンス素子の一種で多層のアモルファス磁性体薄膜と伝送線路を組み合わせ、被測定磁界に対する搬送波信号の位相変化を検出対象としており、薄膜状に磁気センサを形成するため生産性に優れる。 従来の高周波キャリア型磁界センサとは異なり、磁性薄膜へキャリア電流を直接通電させない構造より、キャリア電流の増大によるノイズ上昇を抑制することでサブpTの高感度が報告されている。
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