蓮華寺 (京都市右京区)とは? わかりやすく解説

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蓮華寺 (京都市右京区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:17 UTC 版)

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蓮華寺
不動堂
所在地 京都府京都市右京区御室大内20
位置 北緯35度1分45.76秒 東経135度42分56.25秒 / 北緯35.0293778度 東経135.7156250度 / 35.0293778; 135.7156250
山号 五智山
宗派 真言宗御室派
寺格 別格本山
本尊 阿弥陀如来
創建年 天喜5年(1057年
開基 藤原康基
後冷泉天皇(勅願)
別称 五智山
札所等 近畿三十六不動尊第15番
公式サイト 五智山蓮華寺
法人番号 1130005002201
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五智如来石像

蓮華寺(れんげじ)は、京都市右京区御室大内にある真言宗御室派別格本山寺院山号は五智山(ごちさん)。本尊阿弥陀如来キュウリに疫病を封じ込め、病気平癒を祈願するきゅうり封じの法要で知られる。

歴史

天喜5年(1057年)に後冷泉天皇の勅願により、藤原康基が広沢池の近くに開創し、やがて仁和寺の奥の院とされた。その後、応仁の乱の兵火に遭い、寺地を鳴滝音戸山の山上に移し、長い荒廃の時代が続いた。

伊勢国生まれの江戸の豪商出身の常信(樋口平太夫家次)が寛永18年(1641年)に再興し、仁和寺の覚深法親王から「五智山蓮華寺」の寺号を改めて安堵された。今日も境内にその姿を見ることが出来る五智如来石像(大日如来阿弥陀如来釈迦如来宝生如来薬師如来)も、この際に、常信が木食僧坦称に依頼して作成させたものである。

1928年昭和3年)、仁和寺の東隣である現在地に寺地を移す。1958年(昭和33年)、五智如来石像をはじめとして、音戸山に残されて離散・損傷していた石仏群を収集・修復して境内にあらためて祀った[1]

境内

  • 本堂 - 2015年平成27年)再建。
  • 庫裏
  • 不動堂
  • 五智如来石像(大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来、宝生如来、薬師如来)
  • 十一坐像石像 - 11体の石仏。
  • 鐘楼
  • 山門

御詠歌

つみとがも やきほろぼさん ちかいにて ほのほのなかに たちませるみを[2]

前後の札所

近畿三十六不動尊霊場
14 仁和寺 - 15 蓮華寺 - 16 三千院

交通アクセス

周辺

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 「歴史」の節は次のウェブサイトによった。蓮華寺について”. 五智山蓮華寺. 五智山蓮華寺. 2014年6月22日閲覧。
  2. ^ 第15番 蓮華寺”. 近畿三十六不動尊霊場会. 近畿三十六不動尊霊場会. 2014年6月22日閲覧。

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