蒲葵島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/30 05:07 UTC 版)
蒲葵島 | |
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![]() 蒲葵島の空中写真。2020年6月23日撮影。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成 |
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所在地 | ![]() |
所在海域 | 太平洋 |
座標 | 北緯32度44分45秒 東経132度36分07秒 / 北緯32.74583度 東経132.60194度座標: 北緯32度44分45秒 東経132度36分07秒 / 北緯32.74583度 東経132.60194度 |
面積 | 0.16[1] km² |
海岸線長 | 約2 km |
最高標高 | 141[1] m |
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蒲葵島(びろうじま)は、高知県幡多郡大月町に属する周囲約2kmの無人島である。
島内全域が足摺宇和海国立公園に属しており[2][3]、ビロウやアコウなどが繁茂している[2]。また、全国に数か所しかないオオミズナギドリの繁殖地としても知られている[2][4]。
このオオミズナギドリの糞がグアノを形成しており、1906年(明治39年)より採掘事業が開始される予定であった[5]。しかし、地元漁師らが採掘によりオオミズナギドリの繁殖が出来なくなると反対し、掘削許可が取り消されている[4]。
脚注
- ^ a b 公益財団法人日本離島センター『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』公益財団法人日本離島センター、2019年、834頁。ISBN 9784931230385。
- ^ a b c 甲藤次郎「四国西南端の無人島探検」(PDF)『地質ニュース』第310号、地質調査所、1980年6月、口絵。
- ^ 「蒲葵島」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』ブリタニカ・ジャパン 。コトバンクより2025年5月25日閲覧。
- ^ a b 内田清之助『鳥たち』三月書房、1961年、pp.224 - 226。(リンク先は国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 内務省 編 『史蹟名勝天然紀念物調査報告 第33号』内務省、1922年、pp.12 - 13。(リンク先は国立国会図書館デジタルコレクション)
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