荒井家住宅とは? わかりやすく解説

荒井家住宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/16 03:09 UTC 版)

荒井家住宅

主屋
所在地 栃木県矢板市立足192
位置 北緯36度50分6.2秒 東経139度53分53.9秒 / 北緯36.835056度 東経139.898306度 / 36.835056; 139.898306座標: 北緯36度50分6.2秒 東経139度53分53.9秒 / 北緯36.835056度 東経139.898306度 / 36.835056; 139.898306
類型 庄屋家屋
形式・構造 木造平屋建、寄棟造茅葺
延床面積 間口24.2m×梁間10.3m
建築年 延宝年間(1673年から1681年)頃
文化財 国の重要文化財
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長屋門

荒井家住宅(あらいけじゅうたく)は、栃木県矢板市立足にある、江戸時代初期延宝年間(1673年から1681年)の頃に建てられた当時の庄屋古民家である。1676年延宝4年)に火災にあった記録が残されていること、建物細部の建築手法から延宝をあまり下らない頃の建物と見られている。「荒井家住宅」の名で主屋、表門(長屋門)の2棟が1968年昭和43年4月)重要文化財に指定されている。

概要

荒井家は庄屋を勤めた家柄である。江戸時代前期の荒井家住宅火災当時、住宅があった泉領泉騒動により旗本岡本氏が改易され領地が幕府に返上され天領となった時期である。

建造物等

主屋(重要文化財)
構造形式:桁行(間口)13間 (24.2m)、梁間(奥行)5間半 (10.3m)、寄棟造、茅葺
間取り:馬屋、土間、流し、板間、勝手南間、勝手北間、納戸、中ノ間、座敷、上座敷
表門(長屋門)(重要文化財)
構造形式:桁行12.9m、梁間4.6m、切妻造、こけら葺
カヤ(矢板市の天然記念物)
推定樹齢300年と言われている。
承応3年(1652年)領主奥平公が領内に苗木を配布植栽を命じたものと言われる。

利用案内

  • 見学時間:毎週土曜日、日曜日 9:00-16:00 年末年始を除く(12月28日から1月4日)
  • 見学料:無料
  • 注意事項など:
    • 敷地内禁煙、飲食禁止
    • 指定場所以外への立ち入り禁止

アクセス

JR矢板駅から
車、タクシー約15分(公共交通機関なし)
矢板インターチェンジから
車約20分

周辺

出典・引用

  • 矢板市教育委員会発行 「国指定重要文化財 荒井家住宅」 パンフレット

関連項目

外部リンク





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