茶室・庭玉軒(ていぎょくけん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 10:20 UTC 版)
「真珠庵」の記事における「茶室・庭玉軒(ていぎょくけん)」の解説
茶道・宗和流の祖である金森重近(宗和)好みと伝える二畳台目下座床の席。内露地の一部を庇屋根で覆い内部空間化した巧みな意匠で知られている。庇屋根と壁で囲まれた土間には手水鉢や飛石がある。この茶室の由来については、金森家の菩提所であった大徳寺塔頭・金龍院(明治時代に廃寺となる)にあった宗和好みの茶室を移したものであると伝わるが、真珠庵に伝わる江戸時代の古図にも庭玉軒が描かれていることから、金龍院から移したとする説は誤りとされている。
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