英王ライオネルの武勲詩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/04 08:30 UTC 版)
「獅子の玉座」の記事における「英王ライオネルの武勲詩」の解説
英雄ライオネルは、<無貌の王>と通じた無二の親友ガマリエルの裏切りにより、国と民を失い、妻であるフルーリア王女も奪われる。全てを奪われて、身一つでアブリテの丘の頂に佇む彼の元へ、異形のものどもが現れる。自分達をまつろわぬ種族とよび、どのような存在にもひれ伏さぬ彼らは、英雄ライオネルを友と認め<無貌の王>との戦いに協力する。彼らはかつて、世の始まりに人間と敵としてまみえた種族であった。英雄ライオネルは、大神アル=エルより授けられた七つの神具を手に、地に満ちるすべての命を絶たんとする<無貌の王>と相対するために、賢人エラトスと古きまつろわぬ種族とともに千万の軍を率いて出立した。ガマリエルが逃げ込んだ冥都にたどりついた英雄ライオネルは、息絶えたガマリエルと腹を朱に染めて事切れているフルーリア王女を見つける。王女の胎から這い出てきた赤子は<無貌の王>の新たなる姿であり、英雄ライオネルは〝弑神〟で赤子を貫いた。
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