花火大会における問題点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/27 05:07 UTC 版)
「あつぎ鮎まつり」の記事における「花火大会における問題点」の解説
宮ヶ瀬ダムが完成し中津川の水量が減少した事が影響してか、合流直後の相模川の流路が厚木側に移動してしまった。そのため、花火大会が近づくと流路を調整したり、中州への臨時歩道橋を建設するのに、毎年多額の市の予算が投じられている。 厚木市内の祭りではあるが、市境に数十万人が押し寄せるため、人が溢れかえるなどして毎年海老名市側にも多大な影響を及ぼしている。従来は厚木市側(小鮎川との合流点付近)に打ち上げ場所があったが、海老名市との協議により、2007年は打ち上げ場所を海老名市側に確保した。これにより、従来の打ち上げ場所から近く立ち入り禁止区域となっていた厚木市側の河原に入れる人数が4万人程度増える見通しとなった。 運営側は本厚木駅を最寄り駅として案内しているが、相模川を挟んで海老名市にある厚木駅に、花火見物客が殺到するため毎年大変な混雑になる。また、狭小なホームから花火見物をする客が後を絶たない。 例年、花火観覧のために何日も前からレジャーシートなどで場所取りをする来場者がおり、まつり以外の目的での河川敷利用者の迷惑となっている。 現在、海老名市側の相模川沿いでは首都圏中央連絡自動車道の建設が進んでおり、2012年度に供用開始が予定されている。このため、供用開始後に花火大会が開催されるかどうかは未定となっている。
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