花の顔

デジタル大辞泉

はな‐の‐かお〔‐かほ〕【花の顔】

読み方：はなのかお

１ 咲いている花の姿。

「昨日見し—とて今朝見れば寝てこそ更に色まさりけれ」〈後撰・春下〉

２ 「はなのかんばせ」に同じ。

「奥山の松のとぼそをまれにあけてまだ見ぬ—を見るかな」〈源・若紫〉

はな‐の‐かんばせ【花の^▽顔】

読み方：はなのかんばせ

花のように美しい顔。

「—月の眉女子にして見まほしき優男(やさおとこ)」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉

短編小説作品名辞典

花の顔

作者壺井栄

収載図書壺井栄全集 6
出版社文泉堂出版
刊行年月1998.4

花の顔

作者乙川優三郎

収載図書椿山
出版社文芸春秋
刊行年月1998.12

収載図書代表作時代小説 45(平成11年度)
出版社光風社出版
刊行年月1999.5

収載図書椿山
出版社文藝春秋
刊行年月2001.11
シリーズ名文春文庫

収載図書愛染夢灯籠―時代小説傑作選
出版社講談社
刊行年月2005.9
シリーズ名講談社文庫

季語・季題辞典

花の顔

読み方：ハナノカオ（ｈａｎａｎｏｋａｏ）

桜の花の姿、またそのように美しい顔

季節 春

分類 植物

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「花の顔」の例文・使い方・用例・文例

• 花の顔月の眉
• 花の顔｛かんばせ｝月の眉