船長としての地位について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:52 UTC 版)
「ジャック・スパロウ」の記事における「船長としての地位について」の解説
船長という「階級」無しで単に名前だけを呼ばれることを嫌い、名前だけを呼ばれるといちいち「キャプテン(船長)だ。キャプテン・ジャック・スパロウと呼べ」と訂正を求める発言を繰り返すことに象徴されているように、自分こそがブラックパール号の船長だという強い気持ちを持っている。第1作目における彼の大部分の行動は殆どこの目的のみに尽き、逆に船長になるためにはどんなことでもする(デイヴィ・ジョーンズに魂を売ったり、黒ひげを生命の泉に案内するなど)。 ジャックは一度船長となったバルボッサには、自身の従属と自分の海賊としての稼ぎの25%を還元することを申し出ており、それはジャックがバルボッサに彼の側に従うものと確信させるための単なる策略にすぎないはずであったが、それが結果としてジャックに船の指揮権を奪回させた。更にジャックは自由を好み、エリザベスにも「船とは、本当のブラックパール号とは、自由なのだ」と説明している。また彼は第2作目の『デッドマンズ・チェスト』では、ジャックが文字通りブラックパール号に自身の魂を売り正しく船の船長であるのだと確証された。クラーケンに襲われ船員達が船から離れざるを得なくなった時もまだ、ジャックは「ブラックパール号は俺にとってたった一つの船だ」とギブスに告げ、その後も船に居残り最愛の船を置き去りにすることを意図していないように見えたが、これはクラーケンがボートではなくジャックを追っていることを彼自身知っており、エリザベスもクラーケンが何の後を追っているのか確かめていた事実があったためと思われる。
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