自動車以外の記録装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 04:43 UTC 版)
「イベントデータレコーダー」の記事における「自動車以外の記録装置」の解説
自動車以外のデータロガーとしては、航空機に取り付けて各種情報を記録するフライトデータレコーダー(FDR)や、船舶に取り付けて各種情報を記録する航海データ記録装置(VDR)がある。航空機では、操縦席での音声記録を録音するコックピットボイスレコーダーとFDRを併せたものがブラックボックスと呼ばれる。 鉄道車両に搭載されるものは運転状況記録装置と呼ばれる。新幹線0系電車にはATC信号の記録装置が装備されており鳥飼事故の際、事故の全貌解明に貴重な資料となった。JR西日本207系電車にも非常ブレーキをトリガとする記録装置が搭載されておりJR福知山線脱線事故の事故解明に用いられたが不十分だったため建議が当時の航空・鉄道事故調査委員会によって「列車走行状況等を記録する装置の設置と活用」が出され、その後設置が進んだ。
※この「自動車以外の記録装置」の解説は、「イベントデータレコーダー」の解説の一部です。
「自動車以外の記録装置」を含む「イベントデータレコーダー」の記事については、「イベントデータレコーダー」の概要を参照ください。
- 自動車以外の記録装置のページへのリンク