膜内骨化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/06 06:24 UTC 版)
胎生期における神経堤細胞に由来する。未分化間葉細胞が骨芽細胞に分化し、類骨(osteoid)、骨小柱(bone trabecula)を経て骨細胞となる。これを膜内骨化(intramembranous ossification)という。骨芽細胞は複数の骨化中心で骨様組織を合成、分泌して骨様組織の無機質沈着が起きる。そしてその骨芽細胞は小腔に閉じ込められ骨細胞になる。前頭骨、頭頂骨、後頭骨、側頭骨、頭蓋冠を構成する扁平骨、下顎骨の一部、鎖骨などがある。 異甲類(英語版)の外骨格に由来するものと考えられている。
※この「膜内骨化」の解説は、「骨化」の解説の一部です。
「膜内骨化」を含む「骨化」の記事については、「骨化」の概要を参照ください。
- 膜内骨化のページへのリンク