腎性二次性副甲状腺機能亢進症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/14 03:50 UTC 版)
「副甲状腺機能亢進症」の記事における「腎性二次性副甲状腺機能亢進症」の解説
腎疾患によりカルシウムの尿中への喪失、ビタミンD産生の低下により低カルシウム血症となり、副甲状腺が刺激される。多飲多尿、慢性腎不全症状などを示す。高窒素血症、高リン血症、血清PTH濃度の上昇、骨密度の低下、皮質骨の菲薄化などの所見が認められる。長期人工透析患者における合併症としてよく認められる。治療は腎不全の改善とともにカルシウム剤の添加、ビタミンD代謝産物の投与、リンの摂取制限を行う。イヌで多発する。
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