胸上村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/20 04:52 UTC 版)
むねあげそん 胸上村 |
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廃止日 | 1954年3月1日 |
廃止理由 | 新設合併 鉾立村・胸上村 → 東児町 |
現在の自治体 | 玉野市 |
廃止時点のデータ | |
国 | ![]() |
地方 | 中国地方(山陽地方) |
都道府県 | 岡山県 |
郡 | 児島郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 | 3,429人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 鉾立村、岡山市、玉野市 |
胸上村役場 | |
所在地 | 岡山県児島郡胸上村大字梶岡 |
ウィキプロジェクト |
胸上村(むねあげそん[1])は、岡山県児島郡にあった村。現在の玉野市の一部にあたる。
地理
歴史
- 1889年(明治22年)6月1日 - 町村制の施行により、児島郡胸上村、梶岡村、東田井地村、西田井地村の区域をもって成立[1][2]。旧村名を継承した胸上、梶岡、東田井地、西田井地の4大字を編成[2]。
- 1952年(昭和28年) - 北興化学岡山工場が開設され、大字胸上字波張崎で農薬の製造を開始[2]。
- 1954年(昭和29年)3月1日 - 児島郡鉾立村と新設合併して東児町が発足[1][2]。同日胸上村廃止。大字は東児町に継承[2]。
地名の由来
神功皇后が三韓征伐の帰途、胸上の瑜伽山(現:飯盛山)から瀬戸内海を眺め「この地は晴れやかなところである。胸が晴れた」と言ったことが転訛して胸上となった[2]。
産業
- 漁業、農業、製塩[2]
交通
港湾
- 胸上港[2]
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 33 岡山県、角川書店、1989年7月。ISBN 4040013301。
- 地名情報資料室 編『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年9月。 ISBN 4490102801。
関連項目
- 胸上村のページへのリンク