肥前電気鉄道からの譲受車とは? わかりやすく解説

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肥前電気鉄道からの譲受車(7 - 10)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/26 04:08 UTC 版)

小倉電気軌道の電車」の記事における「肥前電気鉄道からの譲受車(7 - 10)」の解説

7 - 10肥前電気鉄道使用していた電1 - 4譲り受けた車両である。1931年昭和6年)、同線が廃止になる直前3・4譲り受け7・8とし、翌1932年昭和7年)に同線廃止まで使用され1・2譲り受け9・10とした。合併により307 - 310となっている。 307308(←肥前電気鉄道3・4)は1915年大正4年)、京都市丹羽電機製作所製造されたが、肥前電気鉄道では路線軌道から鉄道変更していたため本車に対して設計変更手続きが行われ、認可1917年大正6年10月13日となった。元はオープンデッキ二段屋根であったが、譲受にあたり車体拡幅丸屋根が行われ、さらに戦後更新により側面窓が二段窓に改められ出入部分折り戸新設された。台車はブラッシュ・ラジアル台車であった309310(←肥前電気鉄道1・2)は肥前電気鉄道開業時製造された車両で、1915年大正4年梅鉢鉄工所製造である。車体原形肥前電気鉄道3・4とほぼ同一形状であった309譲受前の1930年昭和5年)に台風被害を受け破損し復旧の際に車体拡幅して屋根丸屋根改造し出入部分引き戸新設されていた。戦後更新引き戸折り戸改められている。310譲受にあたり丸屋根が行われ、戦後同様に更新されたが車体幅は拡幅されず原形の1.9m幅のままで、他車に比べ幅が狭く異彩を放っていた。 製造年が古いこともあり、331形製造開始される早期全廃された。

※この「肥前電気鉄道からの譲受車(7 - 10)」の解説は、「小倉電気軌道の電車」の解説の一部です。
「肥前電気鉄道からの譲受車(7 - 10)」を含む「小倉電気軌道の電車」の記事については、「小倉電気軌道の電車」の概要を参照ください。

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