美濃電気軌道の付番体系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 14:59 UTC 版)
「美濃電気軌道の木造単車」の記事における「美濃電気軌道の付番体系」の解説
美濃電では木造単車に対し、搭載する電気機器によって車番の前にアルファベットを付けることで車両を区別していた。 D :イングリッシュ・エレクトリック(デッカー) S :シーメンス G :ゼネラル・エレクトリック(GE) M :三菱 T :(付随車) 後期増備車にはデッカー搭載車の記号をDDとする例があるが、DとDDの違いについては未だ解明されていない。美濃電導入車両の搭載機器はデッカー製かシーメンス製であり、GE製を搭載したのは被合併会社の車両のみ、三菱製は機器の破損で交換したM2号のみであった。美濃電時代より最大勢力のデッカーに統一する動きがあり、最終的にデッカー製DK-13またはDK-30系統の機器に纏められた。 車番のうち9・29・39・42・49・59は欠番である。そのほとんどは末尾9を忌番とする美濃電初期の慣習によるもの(当初存在した9号は34号に改番)だが、この慣習は次第に薄れ、岐北軽便鉄道の車両を組み込む際には「19」を使用している。
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