繁藤災害(1972年)【集中豪雨・斜面崩壊・二次災害・山間部】
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1972年(昭和47年)7月5日早朝、豪雨により高知県土佐山田町(現 香美市)繁藤の谷沿いの集落で山崩れが発生。この復旧作業中に2回目の崩壊が起き、消防団員1人が生き埋めとなった。他の団員や住民ら多数が団員の救出作業を行っていた所に、更に体積10万m3、幅130mという大規模な崩壊が襲い、集落や繁藤駅に停車していた列車を押し流した。救出に当たっていた者多数が犠牲になる二次災害となり、60人が死亡した。また、高知県と香川県を結ぶ幹線の国道32号と国鉄土讃線がともに埋没し、20日余りに亘って不通となり、道路は大幅な迂回を余儀なくされた。
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