絞りのジレンマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 01:01 UTC 版)
郡川正次は適当なところで折り合いをつけるとしながらも、必要なときはF22まで絞ってもよいとしている。また、桃井一至は実用上問題がなければ気にしないとしており、プロカメラマンの間でも意見が分かれている。 大きく写真を引き伸ばす必要のないときは、絞り込むことによるパンフォーカスの効果の方がはるかに大きい。 また、デジタルカメラの場合、画像処理(シャープネス処理)により、ある程度、小絞りボケを緩和することができるという指摘もなされている。 ピンホールカメラでは、ピンホールを大きくすると像がぼやけ、小さくすれば小絞りボケによって像がぼやける、という関係にあるため、ぼやけが最小になるようなピンホールのサイズは一意に定まる(実際的には、被写体の明るさと写真材料の感度と撮影に許される露光時間から、必要な光量を得られるサイズとするのが普通である)[要出典]。
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