経済・文化の中心地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 03:24 UTC 版)
「ブルゴーニュ公国」の記事における「経済・文化の中心地」の解説
フランドル地方の産業と貿易 ヴァロワ系ブルゴーニュ公国の支配していたフランドルは、ヨーロッパの主力な輸出品であった毛織物の産地で、これを中心にした経済の一大中心地であった。 ルネサンスの文化は全般にイタリアが中心であったが、15世紀に絵画・音楽の分野ではイタリア以上の発展を示した。 絵画 フィリップ善良公の頃、ヤン・ファン・エイク(1390年頃 - 1441年)は油彩画の技法を完成させた。代表作に「ヘントの祭壇画」がある。 音楽 音楽史では、ルネサンス音楽の発展で知られている。ギヨーム・デュファイ(1400年頃 - 1474年)はフランドルのカンブレ(現在はフランスの領内)で生まれで、イタリアに移って活躍した。1437年にカンブレへ戻ってからも多数の作曲を行い、デュファイを中心にブルゴーニュ楽派と呼ばれるグループが作られた。 (のち、16世紀にはフランドル楽派)
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