組織と階級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/24 06:49 UTC 版)
警防団は原則として団本部―各分団―部―班という編成とすることとなっていたが、設置権者である地方長官(現在の知事)および設置主体である市町村や監督指導する府県警察部の規模により編成には相当の地域差があった。 このため、「典型的な警防団の組織編成」といったものを例示することは困難である。 なお、警防団令によって定められた警防団員の階級は上位から順に団長、副団長、分団長、部長、班長、警防員であったが、実際には団の編成により副分団長や副部長、副班長といった階級が設けられている場合もあった。 この場合、副分団長は分団長、副部長は部長、副班長は班長と同じ階級章(襟章)を用い、「副」の腕章を着用することとされた。 また、分団長、部長、班長が置かれず、団長と副団長以外は全員の階級が警防員という場合もあった。
※この「組織と階級」の解説は、「警防団」の解説の一部です。
「組織と階級」を含む「警防団」の記事については、「警防団」の概要を参照ください。
- 組織と階級のページへのリンク