終の棲み家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 02:44 UTC 版)
(ついのすみか) カメラマンの妻木信彦は、『終の棲み家』という写真で報道写真の賞を取り、記念に銀座で個展を開いた。写真は、多摩川の河川敷に小さな小屋を作って慎ましく生活を営む老人を撮ったものだった。 だが、銀座の街中に貼られたその宣伝ポスターが剥がされるという事態が発生する。当初は気の早いファンの仕業だと思われたが、全てが剥がされたことが分かりスタッフたちも騒然となる。 妻木は分かっていた。それが誰のやったことか、自分が何をすればいいのかも。それでも誰かに聞いて貰いたいと思い、老人と出会った顛末をマスターの工藤に話し始めるのだった。
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