精密鋳造法とは? わかりやすく解説

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精密鋳造法

英語 precision casting

寸法精度が正確で鋳肌優れている鋳物製造法である。一般に鋳肌粗さは、5~20μm精度は大体10mmにつき±0.05~0.2mmである。鋳造法としてはロストワックス法、ショウプロセスなどがある。自動車用鋳物部品では、ディーゼルエンジン用のコンバッションチャンバーが、ロストワックス法つくられている。この方法は、可溶性ろう(ワックス)を金型内に注入して製品と同じ形状のものをつくる。次いで湯道ワックス製品形状ワックス多数接着させてツリー製作する。このツリーにエチルシリケートなどを配合した微粉耐火材コーティング乾燥繰り返して5~7層つくる。さらに、ワックス溶融流出させて空洞部をつくり、鋳型を約1000焼成して、鋳鋼などを注湯する。自動車部品以外では、高精度高品質必要な精密機械部品製造美術工芸品などの製作に使われる

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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