米軍装備からの廃止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 14:39 UTC 版)
2001年4月4日に最後のナパーム弾が処分され、現在のアメリカ軍では公式には航空機から投下するナパーム弾は保有していないことになっている。2001年12月14日にアルジャジーラのニュースで、アフガニスタンでナパーム弾が使用されたと報道されたが、アメリカ軍のトミー・フランクス将軍は否定している。 アメリカ合衆国国防総省は、イラクの自由作戦でのナパーム使用を禁止しており、公式に使用していないことになっているが、反戦団体からは使用したとの主張が出ている。 実際にアフガニスタンとイラクで使用されたのは、ナパームの代替品であるMark77爆弾であり、ペンタゴンはこれはナパーム弾ではないと主張している。しかし、見た目にも実際の効果にしてもナパーム弾と同じであり、Mark77爆弾は「ナパーム弾と同じ物だ」と指摘されているが、あくまでも国防総省の公式見解は『ナパームのように見えるナパームとは違う兵器を使用しただけ』である。
※この「米軍装備からの廃止」の解説は、「ナパーム弾」の解説の一部です。
「米軍装備からの廃止」を含む「ナパーム弾」の記事については、「ナパーム弾」の概要を参照ください。
- 米軍装備からの廃止のページへのリンク