第6話 畸獣楽園(デーザ・バリモー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 01:59 UTC 版)
「人外魔境」の記事における「第6話 畸獣楽園(デーザ・バリモー)」の解説
コンゴ・ウガンダ国境地帯、ナショナル・パーク・アルバートに近いブリンガ死火山群の奥地に、魔境「デーザ・バリモー」があるという。 エチオピア戦争の前年(1934年)、折竹は伯林人類学協会(ドイツ語版)のアフリカ大地溝縦断旅行隊に参加した。ジブチからエチオピアのアディス・アベバを経由してシダモ(英語版)高原に出た一行の前に、「チビ元帥」(ラス・チニッシュ)と称する珍妙な馬に乗った、野武士(シフタス)のカルサ・アラマユーと名乗る男が現れ、一行に同行する。 ナショナル・パーク・アルバートにやって来た一行の前に、謎の女が現れる。彼女は仏領ソマリー・ランド前総督ラウール・カステランの妻アラベラ・カステランで、ナショナル・パーク・アルバートで失踪した夫を探しに来たのだという。彼女が誤って傷つけたチビ元帥を検査したところ、縞馬の白っ子であることが判明した。折竹は、ブリンガ休火山群の奥地に、畸形の動物ばかりが集まる「片輪者のいる大地(デーザ・バリモー)」があり、チビ元帥はその地から来たのではないか、と推定する。
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