第49期棋聖戦 (囲碁)とは? わかりやすく解説

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第49期棋聖戦 (囲碁)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/25 08:27 UTC 版)

第49期 棋聖戦
開催期間 2023年12月20日 - 2025年春
挑戦者 井山裕太
第49期棋聖 一力遼(4)
棋聖戦
第48期第50期 >
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第49期棋聖戦(だい49ききせいせん)は2025年に実施される第49期の七大棋戦棋聖決定戦」で、「挑戦者」と第48期棋聖の両者が、挑戦手合七番勝負により棋聖のタイトル(第49期)を争う。

本棋戦の主催は読売新聞社日本棋院および関西棋院、特別協賛はサントリーホールディングス

方式

  • 参加棋士は、日本棋院関西棋院棋士
  • 仕組み
    • FT:東西別で行われ、最後まで勝ち残った16名がCリーグ昇格。
    • S-Cリーグ:Cリーグはスイス式トーナメントで5連勝で優勝。3敗でFT陥落。S-Bリーグは1回戦総当り。優勝者が挑戦者決定戦に進出。ただしBリーグは1組と2組1位同士でプレーオフ。勝者が挑戦者決定戦に進出。
    • 挑戦者決定戦:各リーグ優勝者と、Sリーグ2位の計5名によるパラマストーナメントで、前期棋聖への挑戦者を決める。決定戦変則三番勝負はSリーグ1位に1勝のアドバンテージ。
  • コミは6目半。
  • 持時間は、FT・Bリーグまでは3時間、Aリーグは4時間、Sリーグ・挑決Tは5時間、挑戦手合七番勝負は各8時間の二日制。
  • 優勝賞金 4300万円

Sリーグ

挑決T進出2名・降格2名

序列 棋士名 成績 順位 0結 果0 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦
1 井山裕太王座 4-1 1位 挑決T進出 先 ○

5/2 [ ]


6/6 [ ]


7/11 [ ]

高尾
8/22 [ ]
先 ○
芝野
9/12 [ ]
2 許家元九段 3-2 3位 残留
芝野
5/9 [ ]
先 ○
高尾
6/13 [ ]
先 ●
井山
7/11 [ ]


8/5 [ ]
先 ○

8/26 [ ]
3 芝野虎丸名人 4-1 2位 挑決T進出 先 ○

5/9 [ ]
先 ○

6/24 [ ]

高尾
7/4[ ]


8/19 [ ]

井山
9/12 [ ]
4 高尾紳路九段 0-5 6位 降格 先 ●

5/13 [ ]


6/13 [ ]
先 ●
芝野
7/4 [ ]
先 ●
井山
8/22 [ ]


9/16 [ ]
5 余正麒八段 2-3 4位 残留
井山
5/2 [ ]

芝野
6/24 [ ]


7/1 [ ]
先 ●

8/5 [ ]
先 ○
高尾
9/16 [ ]
6 孫喆七段 2-3 5位 降格
高尾
5/13 [ ]
先 ○
井山
6/6 [ ]
先 ●

7/1 [ ]
先 ●
芝野
8/19 [ ]


8/26 [ ]

下線の側が先手 / 先○先手勝ち / ○:後手勝ち / 先●先手負け / ●:後手負け) 井山は碁聖・十段の保持者

挑戦者決定トーナメント

会場は特にない限り全て日本棋院本院

1回戦
10/3関西棋院
2回戦
10/9
準決勝
10/20
挑戦者決定戦
10/28・11/4関西総本部
 Cリーグ 1位
酒井佑規五段
3目半
 酒井五段
 Bリーグ 決定戦勝者
村川大介九段
 山下九段 中押
 Aリーグ 1位
0山下敬吾 九段
○中押
 山下九段
 Sリーグ 2位
芝野九段
 Sリーグ 1位
(1勝のアドバンテージ)

0井山王座
0
0

中押
0
0

下線の側が先手 / 先手勝ち / ○:後手勝ち / 先手負け / ●:後手負け)

挑戦手合七番勝負

日程
(2025年)
第1局 第2局 第3局 第4局 第5局 第6局 第7局
1月16–17日 1月25–26日 2月5–6日 2月12–13日 2月26–27日 3月6–7日 3月12–13日
(会場)

対局者
東京都
(
)

文京区
栃木県
(
)

日光市
宮城県
(
)

仙台市
静岡県
(
)

熱海市
千葉県
(
)

勝浦市
神奈川県
(
)

箱根町
山梨県
(
)

甲府市
ホテル椿山荘
東京
千姫物語 宮城県知事公館 熱海後楽園ホテル 三日月シーパーク
ホテル勝浦
ホテル花月園 常磐ホテル
第48期棋聖

一力遼 棋聖

 封 

 封 
○中押
 封 
○一目半 ○二目半
 封 
○中押 (4勝)
防衛
挑戦者

井山裕太王座
○中押 ○中押
 封 
○四目半
 封 

 封 
(3勝)
総手数
 封 (封じ手)
246手
(99手目)
190手
(88手目)
274手
(83手目)
316手
(113手目)
293手
(102手目)
249手
(99手目)
196手
(124手目)
立会人 高尾紳路九段 片岡聡九段 山下敬吾九段 山田規三生九段 張栩九段 羽根直樹九段 二十四世本因坊秀芳
記録係 大西研也六段
日野勝太二段
森智咲二段
竹下奈那二段
伊藤優詩五段
加藤優希初段
吉川一四段
塚田千春二段
曽富康二段
重川明司初段
高橋真澄四段
伊藤健良三段
豊田裕仁三段
近藤登志希二段

一力は名人[1]・天元[2]・本因坊のタイトル保持者

  • 黒:黒番 / 白:白番 /  封 :1日目 封じ手の手番 / 各局いずれも2日制で、持ち時間は両対局者とも各局8時間。
  • 第1局と第7局では手番の先後をニギリで決定。一方が4勝した時点で決着、以降の対局(※)は実施されない。
就位式・各リーグ戦優勝者表彰式
  • 2025年4月25日、東京・関口「ホテル椿山荘東京」
  • 就位式では、「允許いんきょ状」が武宮陽光日本棋院理事長から、村岡彰敏読売新聞東京本社代表取締役社長より棋聖大賞並びに賞金4300万円目録が一力にそれぞれ授与された。

脚注

関連項目

外部リンク




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