第27独立旅団 (ウクライナ国家親衛隊)とは? わかりやすく解説

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第27独立旅団 (ウクライナ国家親衛隊)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/19 02:00 UTC 版)

第27独立旅団
創設 2006年3月1日
所属政体  ウクライナ
所属組織 ウクライナ国家親衛隊
部隊編制単位 旅団
兵科 国家憲兵
兵種/任務 治安部隊
所在地 キーウ
通称号/略称 3066
愛称 ペチェールシク
上級単位 北部作戦地域司令部
戦歴 ドンバス戦争
ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 ドミトロ・ツィンバル大佐
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第27独立旅団(だい27どくりつりょだん、ウクライナ語: 27-ма окрема бригада)は、ウクライナ国家親衛隊旅団北部作戦地域司令部隷下。

概要

ウクライナ国内軍

2006年3月1日、ウクライナ国内軍第48連隊としてキーウで創設された[1]

2009年、部隊増強に伴い、第27独立旅団に改編された[1]

ドンバス戦争

旧第27独立旅団章
旧第27独立旅団章
スラヴャンスクの戦いでの様子

2014年3月、ウクライナ国内軍の廃止で創設されたウクライナ国家親衛隊に編入した。

2014年4月、第1予備役大隊、第2予備役大隊が新編された[1]

2014年5月からドンバス戦争で東部ドネツィク州ルハーンシク州に配備された。以降もローテーションで定期的に前線に展開した[1]

2014年7月、第1予備役大隊、第2予備役大隊を基幹にクルチツキー大隊ウクライナ語版が新編された。

2019年12月、第3大隊が第22独立大隊ウクライナ語版に改編された。

2020年3月25日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領より、名誉称号「ペチェールシク」を授与された[2]

ロシアのウクライナ侵攻

北部・キーウ戦線

2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻で北部キーウ州に配備され、4月にロシア軍はキーウ方面から撤退した[3]

東部・北ドネツク戦線

2022年4月、東部ドネツィク州クラマトルシク地区に再配置され、友軍の救援でスヴャトヒルシクを防御したが、6月に陥落した。9月にクルチツキー大隊が第81独立空中機動旅団と共に攻勢を開始し、スヴャトヒルシク、リマンを解放した[4][5]

2023年6月、クルチツキー大隊ウクライナ語版第1特務旅団隷下に転属した[6]

編制

  • 旅団司令部(キーウ
  • 第1小銃大隊
  • 第2小銃大隊
  • 第4小銃大隊

脚注

出典

外部リンク




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