第26問「小間物行商人のパズル」The Haberdasher's Puzzle
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/17 08:17 UTC 版)
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正三角形を4つの断片に分け、裏返すことなく組み合わせて正方形を作れ、という問題。デュードニーのパズルの中でも特に有名である。本の出版以前の1905年2月8日付けのデイリー・メイル紙に問題が掲載され、数百の解答が寄せられたが、正解は皆無であった。デュードニーは、1905年5月17日に王立協会で「重ね合わせに関する新たな問題」と題して発表を行い、マホガニーの板を真鍮の蝶番でつないだもので正三角形から正方形への変形を実演してみせた。数学的には、ボヤイとゲルヴィンの等積多角形の分割合同の定理が背景にある。
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