第210独立強襲連隊 (ウクライナ陸軍)とは? わかりやすく解説

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第210独立強襲連隊 (ウクライナ陸軍)

(第210独立特務大隊 (ウクライナ陸軍) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/14 00:35 UTC 版)

第210独立強襲連隊
創設 2022年3月10日
所属政体  ウクライナ
所属組織 ウクライナ陸軍
部隊編制単位 連隊
兵科 機械化歩兵
兵種/任務 強襲部隊
所在地 キーウ
通称号/略称 A4122
愛称 ベルランゴ
上級単位 陸軍司令部
戦歴 ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 パウロ・クリレンコ中佐
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第210独立強襲連隊 ベルランゴ(だい210どくりつきょうしゅうれんたいベルランゴ、ウクライナ語: 210-й окремий штурмовий полк)は、ウクライナ陸軍連隊。陸軍司令部隷下。

概要

ロシアのウクライナ侵攻

北部・キーウ戦線

第210独立特務大隊章

2022年3月10日、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、独立大統領旅団隷下の第210独立特務大隊として創設された[1]

2022年3月、北部キーウ州に配備され、第8特務連隊と共に攻勢を開始した。主力部隊の援護主体だったため、戦死者無しでシュピトキ、ヤスノホロドカ、モティジン、ヴィトリウカを解放し、4月にロシア軍はキーウ方面から撤退した。任務遂行に操縦性の良いシトロエン・ベルランゴを活用していたことから、「ベルランゴ大隊」と呼ばれるようになった[1]

2022年4月、陸軍司令部隷下に配属された[1]

東部・バフムート戦線

2022年6月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、友軍の救援でバフムート方面を防御したが、キーウ戦線とは一転して損害に苦しんだ[1][2]

東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線

2023年11月、北東部ハルキウ州クプヤンシク地区に再配置され、友軍の救援でクプヤンシク方面を防御した[2]

2024年8月、部隊増強に伴い、第210独立強襲連隊に改編された[3]

ロシア・クルスク戦線

2025年1月、ロシアクルスク州に再配置され、クルスク方面に展開した[3]

編制

  • 連隊本部(キーウ
  • 第1強襲大隊
  • 第2強襲大隊
  • 工兵中隊
  • 無人機中隊

出典

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