第210独立強襲連隊 (ウクライナ陸軍)
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第210独立強襲連隊 | |
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創設 | 2022年3月10日 |
所属政体 | ![]() |
所属組織 | ![]() |
部隊編制単位 | 連隊 |
兵科 | 機械化歩兵 |
兵種/任務 | 強襲部隊 |
所在地 | キーウ |
通称号/略称 | A4122 |
愛称 | ベルランゴ |
上級単位 | 陸軍司令部 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | パウロ・クリレンコ中佐 |
第210独立強襲連隊 ベルランゴ(だい210どくりつきょうしゅうれんたいベルランゴ、ウクライナ語: 210-й окремий штурмовий полк)は、ウクライナ陸軍の連隊。陸軍司令部隷下。
概要
ロシアのウクライナ侵攻
北部・キーウ戦線

2022年3月10日、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、独立大統領旅団隷下の第210独立特務大隊として創設された[1]。
2022年3月、北部キーウ州に配備され、第8特務連隊と共に攻勢を開始した。主力部隊の援護主体だったため、戦死者無しでシュピトキ、ヤスノホロドカ、モティジン、ヴィトリウカを解放し、4月にロシア軍はキーウ方面から撤退した。任務遂行に操縦性の良いシトロエン・ベルランゴを活用していたことから、「ベルランゴ大隊」と呼ばれるようになった[1]。
2022年4月、陸軍司令部隷下に配属された[1]。
東部・バフムート戦線
2022年6月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、友軍の救援でバフムート方面を防御したが、キーウ戦線とは一転して損害に苦しんだ[1][2]。
東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線
2023年11月、北東部ハルキウ州クプヤンシク地区に再配置され、友軍の救援でクプヤンシク方面を防御した[2]。
2024年8月、部隊増強に伴い、第210独立強襲連隊に改編された[3]。
ロシア・クルスク戦線
2025年1月、ロシア・クルスク州に再配置され、クルスク方面に展開した[3]。
編制
連隊本部(キーウ)
第1強襲大隊
第2強襲大隊
工兵中隊
無人機中隊
出典
外部リンク
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