第2楽章 Scherzo:Presto (変イ長調、3/4拍子)、トリオ(ハ短調)
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ぼかされた調性感(変位和音や慌ただしい転調)や、金管楽器の活躍、軽快で神秘的なテクスチュアによっていかにもブルックナー風に開始する。ところどころで「3小節を一つのリズムとみなして(ritmo di tre battute)」、「2小節を一つのリズムとみなして(ritmo di due battute)」という指示が出るため、拍子は変化していないにもかかわらず変拍子のような効果が与えられる。一方で重厚でしめやかなトリオ(中間部)は、ブラームスばりに低音域や中音域を強調している。コーダでトリオ主題が変イ長調で回想され、簡潔な締め括りに至る。
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