第2回投票前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 03:47 UTC 版)
「2012年フランス大統領選挙」の記事における「第2回投票前」の解説
5月6日に行われる第2回投票を前にした4月30日に世論調査会社「IPSOS」が発表した調査では、オランドが53%で首位を維持し、現職のサルコジ大統領を6ポイントほど上回った。また、決選投票の結果を左右するとされる国民戦線の支持者で、第1回投票においてルペンを支持した回答者のうち、54%がサルコジに投票すると回答、オランドは14%で残り32%は投票先を明らかにしていない。ルペン自身はどちらも支持せず白票を投じると表明し、支持者には自由投票を求めた。 左派・メランション、中道・バイルはともにオランド支持を打ち出し、再選を目指すサルコジにとっては打撃となった。また、与党所属のジャック・シラク元大統領までもが野党のオランド支持を表明した。 5月2日には決選投票前の唯一のテレビ討論が生放送で行われ、2人が直接対決で激突した。劣勢を跳ね返そうと攻撃を繰り出すサルコジに対して、オランドは比較的冷静に対処し、専門家の分析では討論による選挙情勢への影響は少ないと見られる。
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