第15哨戒及び沈没
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 03:32 UTC 版)
「U73 (潜水艦)」の記事における「第15哨戒及び沈没」の解説
U-73は1943年12月16日にオラン沖で護送船団を発見し、アメリカの民間船を攻撃した。損傷した船が港に戻る際、アメリカ駆逐艦ウールゼイ、トリップ、エディソンがメルス・エル・ケビール沖でソナーによってUボートを発見した。乱流によりU-73のソナーは効力を失っており、18:39にウールゼイの爆雷が潜水艦の下で爆発するまで、U-73は駆逐艦に気づいていなかった。爆雷により船首魚雷発射管の間およびディーゼルエンジン冷却装置の海水取り入れ弁から浸水した。浸水が排水ポンプの能力を超えたため、すべてのバラストタンクを開放しU-73は海面に浮上した。U-73は海上での銃撃戦の後に船尾から沈没し、34人の乗組員が22:10までに救助された。ウールゼイの乗組員のうち3人が機関銃の射撃で負傷し、Uボートの乗組員のうち16人が死亡した。
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