第10回党大会(1973年-1977年)
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「中国共産党中央軍事委員会」の記事における「第10回党大会(1973年-1977年)」の解説
1973年12月22日、毛沢東の提案により党中央委員会が鄧小平を中央政治局委員、中央軍事委員会委員、中央軍委弁公会議議員に増補した。1975年1月5日、党中央委員会は鄧小平を中央軍事委員会副主席兼中国人民解放軍総参謀長に任命。2月5日、党中央委員会は中央軍事委員会弁公会議を廃止し、中央軍事委員会常務委員会を組織した。 1976年9月9日の毛沢東の死去により主席は空席となるが、四人組を打倒した華国鋒が同年10月7日、中央政治局决定により中央軍事委員会主席に任命された。また、1977年7月の第10期3中全会において「華国鋒同志の中国共産党中央委員会主席、中国共産党中央軍事委員会主席への任命を追認する決議」が採択され、正式に承認された。同時に「鄧小平同志の職務を回復する決議」が採択され、失脚していた鄧小平が中央軍事委員会副主席兼総参謀長として復活した。 主席:毛沢東→華国鋒(1976年10月任命) 副主席:鄧小平(1975年1月任命、1976年4月解任)→空席→鄧小平(1977年7月第10期3中全会) 常務委員:葉剣英、王洪文(1977年7月、第10期3中全会で解任)、鄧小平、張春橋(1977年7月、第10期3中全会で解任)、劉伯承、陳錫聯、汪東興、蘇振華、徐向前、聶栄臻、粟裕、李先念(1975年増補)、王震(1975年増補)
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