第1の言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 03:19 UTC 版)
「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」の記事における「第1の言葉」の解説
「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか分からないのです」(ルカの福音書23章34節)午前9時に十字架につけられた時の言葉である。このイエスの祈りは、有力な写本BやDにはない。故に新共同訳聖書や聖書協会共同訳聖書では真正性を疑われるものとして、カッコ書きされている。しかし、ステパノの殉教の記事は本節を前提にしていること、ルカの神学とキリストの精神に調和していることから、伝統的解釈では、真正性を認めている。
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