ステパノ

世界宗教用語大事典

ステパノ 【Stephanos】

キリスト教最初の殉教者。エルサレム教会で貧しい信者に食物を分配する七人の執事の一人。ギリシア語を話すユダヤ人（ヘレニスト）だった。ユダヤ教を批判し、イエスを正しい方と信仰告白したので、石で撃殺された。サウロ（のちのパウロ）はこの処刑を目撃し賛成者でもあったが、あとでステパノの信仰を弁明した。祝日は一二月二六日。（生没年不詳）

外国人名読み方字典

ステパノ

名前 Stefano； Stephanos； Stephen

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ステファノ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/03 04:26 UTC 版)

ステファノは、新約聖書の『使徒行伝』に登場するユダヤ人キリスト教徒（35年または36年頃没）。キリスト教における最初の殉教者、すなわち信仰のために自らの命を犠牲にする者であったとされている。ラテン語ではステファヌス、ギリシャ語ではステファノスないしはステパノス(古代ギリシア語: Στέφανος・Stéphanos)とも表記する。日本ハリストス正教会（正教会）では初致命者首輔祭聖ステファンと呼ばれている。