第六章 鉄チャンとパパラッチのポルカ - 平成二十四年七月 -
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「阪堺電車177号の追憶」の記事における「第六章 鉄チャンとパパラッチのポルカ - 平成二十四年七月 -」の解説
2012年(平成24年)7月のある日、住吉鳥居前のマンション前で、東京の大学生で鉄チャンの永野幸平は、貴重なモ161形の写真を撮ろうと待ち構えていたが、住吉大社の南側に路上駐車しているSUVが気に掛かっていた。一方、SUVの運転席で特ダネ写真を狙っているパパラッチの勝間田康昭も、幸平が商売敵ではないかと気にしていた。勝間田のターゲットは、豊中市のマンションに一人住まいの人気アナウンサーの山田彩華で、彼女が縁のないはずの住吉のマンションの301号室に昨夜入り込み、301号室が「長谷川真砂夫」という男名前であることから、男との密会写真を狙っていた。 ところが、その301号室のある3階の端からカメラを身構えて写真撮影しようとしている男を見つけた2人は、それぞれの思惑からその男が気になる。幸平は、高い位置から電車を俯瞰撮影しようとしているのか、しかし不法侵入ではないか、こういうことをする輩がいるから真っ当な鉄チャンまで白い目で見られるのだと憤慨する。一方、勝間田はこの第三の男こそ商売敵ではないかと警戒し、さらに幸平がマンションに向かったことから、勝間田は後先考えず自分もマンションに突入してしまう。 ところが、そこへ幸平の通報により現れた警察官により、勝間田は尋問を受ける羽目になる。そしてもう一人の男、谷山義郎も尋問を受け、撮影した写真を開示させられる。その写真を見た幸平は、谷山の真の狙いを看破する。
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