第二の警察隊長の語った物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「第二の警察隊長の語った物語」の解説
第二の警察隊長は、結婚する際、妻の求めで「ハシーシュを使わない。西瓜を食べない。椅子に座らない。」と誓い、その条件で結婚した。しかし、警察隊長はその理由が知りたくて、あえて誓いを3つとも破ってしまった。妻は怒り、法官(カーディー)の所に行き、離婚を申し立てた。 法官は離婚の権利を認めつつも、夫を赦すことを勧めたので、妻は「初めは骨で、次は筋、次は肉になるものは何か」と問い、翌日までに答えられたら夫を赦すと言った。法官は答えが分からず困っていると、法官の14歳半の娘が「それは男性の一物で、15歳から35歳までは骨のように硬く、35歳から60歳までは筋のようであり、60歳を過ぎると肉のように役に立たない。」と教えてくれた。 翌日の法廷で法官がなぞなぞの答えを言うと、警察隊長の妻は「答えを見つけたのは法官の娘なのでしょうけど、若いのにそちらの方面に詳しいのね。」と笑い、法官に恥をかかせた。
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