第三折
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 21:00 UTC 版)
折しも陀満興福は恩赦を受け、開封の仮の都では科挙を用いて士を選び、文武の全才を招くという詔勅が宣布されたため、陀満興福は武科挙に応ずるために都へ向かっていく最中に広陽鎮の招商店へ立ち寄る。すると、義兄の蔣世隆が病で臥せっており、宿代が払えていないことを知ったため、宿代を肩代わりし、共に科挙へ赴く。 そのころ、王瑞蘭は日々悲しく過ごしていることを家族に迎えた蔣瑞蓮に気づかれ、夫婦の契りを誰かと結んだのではないかと瑞蓮に言われるも、そのようなことはないと語る。それを疑う瑞蓮は夜に月を拝む瑞蘭の願い事を立ち聞きする。そして、瑞蓮に瑞蘭が夫の姓名と本籍を告げたところ、彼女の夫はなんと瑞蓮の兄・蔣世隆であることがわかる。
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