ちくとう‐ぼくせつ【竹頭木×屑】
竹頭木屑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 08:59 UTC 版)
陶侃が造船を行っていた時、木屑と竹の切れ端をすべて取らせて保管させたが、皆それを不可解に思った。しばらく経った元旦の日、雪が止んで少しずつ晴れ始めた時、中庭が残雪でぬかるんでいたが、陶侃は保管しておいた屑を地面に覆った。また後年、桓温が蜀を討った際には、陶侃が貯えさせていた竹の切れ端で丁装船を造った。細かいところまで気を配る様は、まさにこのようなものであった。
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