競走馬レーティング作成の手法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 15:51 UTC 版)
「ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」の記事における「競走馬レーティング作成の手法」の解説
レーティングは成績表にある材料のみで作成する。斤量、着差、出走馬の実績から判断するのが基本である。着差の換算基準は、マイル1 kg=1馬身=2ポンド、1ポンド=0.45 kg。 競馬レーティング作成時の着差とタイムの換算目安 1馬身=1秒のおよそ1/5 (0.2 s)、2馬身は1秒の3/10 (0.3 s)、6馬身は1秒に等しい。また1 kg斤量が重くなると1600〜2000メートル (m)の中距離で約1馬身遅くなる。短距離では半馬身、長距離では約2馬身の差をもたらす。 基準馬 競走毎のレーティングを決める場合に目安基準となる馬。時と場合によるが3着〜4着馬の過去のパフォーマンスや競走結果から対戦成績による優劣を導きだす事が多い。 2011年6月19日3回中山2日目鹿野山特別、東雲賞1000万特別において98であったマコトギャラクシーを基準馬と算出すれば、1馬身半差先着のニシノメイゲツは3ポンド上の101になるという操作である。重賞競走の場合も同じく2011年4月3日大阪杯G2の場合、2010年マイラーズカップ113、2010年朝日チャレンジカップ113、2011年中山記念113のキャプテントゥーレ58 kgを基準馬と設定する事によりクビ×3+ハナ差で斤量57 kgのヒルノダムールは同じ113になるという操作である。
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