端株

証券用語集

端株

単位株取引に必要とされる株数に満たない株式のこと。
「はかぶ」と読みます。例えば、１単位を1,000株と規定した株式を1,200株保有していた場合、この200株が端株に相当します。国内の株式市場では、単位株取引が前提になっているため、この端株分については証券市場で売買することはできません。そのため、証券会社などに買い取ってもらうことによって、現金化します。通常、株式市場で取引した株式については、単位株取引なので端株は生じませんが、その株式を発行している企業が増資などを行ったり、社員持株会などで株式を積立購入している場合などは、端株が生じます。また、「株式ミニ投資制度」によって購入した株式も、扱いとしては端株になります。端株で保有している場合は、その企業の株主としては認められないため、株主優待を受けたり、株主総会に出席するなどの権利を受けることはできません。