龍光院蔵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 00:41 UTC 版)
筑前黒田家の菩提寺、大徳寺の塔頭龍光院に、初世住侍江月宗玩以来伝わったもの。1951年6月9日国宝指定。宗玩の父であった堺の豪商津田宗及が所持していたとされるが、詳細は不明。建立開基した黒田長政が筑前博多の豪商、島井宗室(博多三傑)の縁でこの院に帰したという説もある。現存する三椀のうち、最も地味なものであるが、幽玄の趣を持つとされて評価が高い。非公開であり、特別展に出展された回数も数えるほどしかない。 大きさ 高さ:6.6cm 口径:12.1cm 高台径:3.8cm
※この「龍光院蔵」の解説は、「曜変天目茶碗」の解説の一部です。
「龍光院蔵」を含む「曜変天目茶碗」の記事については、「曜変天目茶碗」の概要を参照ください。
- 竜光院蔵のページへのリンク